藤堂高虎

戦国武将 藤堂高虎を知るための様々な方法

藤堂高虎像

戦国武将 藤堂高虎が大好きな私が、皆様が藤堂高虎を知るためにはどうしたらいいのか(そして私自身ももっと知るためには何をすればいいのか)をまとめてみました。
色々な入り口があります。ぜひ自分に合った入り口から、藤堂高虎の世界に入門してみてください!

1. 藤堂高虎を本から知る

藤堂高虎の関連書籍はたくさん出ています。
それでも、三英傑などの天下人達とは関連書籍の数は雲泥の差ですが…

小説から知る「虎の城」

虎の城(上(乱世(らんせ)疾風編)) 長編歴史小説 (祥伝社文庫) [ 火坂雅志 ]

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虎の城(下(智将咆哮編)) 長編歴史小説 (祥伝社文庫) [ 火坂雅志 ]

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おそらく一番メジャーな小説ではないでしょうか。
火坂雅志さんの2004年に書かれた小説です。
火坂雅志さんといえば、直江兼続の「天地人」がNHK大河ドラマになっています。大河ドラマ化の可能性が一番高い小説かも知れません。
2018年現在、Kindleで読めないのが辛いところです。

小説から知る「下天を謀る」

下天を謀る(上巻) (新潮文庫) [ 安部龍太郎 ]

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下天を謀る(下巻) (新潮文庫) [ 安部龍太郎 ]

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2013年と、比較的新しい藤堂高虎が主人公の小説です(恐らく最新?)。
安部龍太郎さんの作品で、こちらはKindleでも読めます!
安部龍太郎さんはテレビでお話ししているのを見たことがあるのですが(NHK知恵泉の藤堂高虎特集)、とっても素敵な雰囲気の人でした。
小泉純一郎元総理が絶賛したそうですよ!

小説から知る「藤堂高虎」

「藤堂高虎」というタイトルの本は何冊か出ておりまして…

村上 元三「藤堂高虎」
横山 高治「藤堂高虎」
徳永 真一郎「藤堂高虎」
高野 澄「藤堂高虎」
羽生 道英「藤堂高虎」

たくさんあります(まだまだあるかも…)。
どれから読むべきか(笑)

横山高治さんの藤堂高虎は読みました。以下に感想を書いています。▼
横山高治の小説「藤堂高虎」の感想。津市出身の作者から見た高虎とは

漫画から知る「虎視眈々 藤堂高虎伝」

藤堂高虎が主人公の漫画です。
読んでみましたが、藤堂高虎らしさはありません(笑)というのも、後半の活躍時期が描かれる前に漫画が終わってしまうからです。
大きな身体で浅井に仕え、その後は諸国を旅して、忍び(くノ一)たちと交流していくという、まぁ正直、藤堂高虎と名乗らなければわからないくらいの(笑)そんな漫画です。

しかしそこには悪意などはなく、こんな表現のやり方もあるよね、という感じで読んでみたら充分楽しめると思います。
高虎が秀長に仕える前の謎の多い時期を、壮大な表現力と想像力で描いた作品です。
主人公の高虎は一生懸命で、大きな体をユサユサ揺らしながらドシドシ走るような、その上なんかモテる(笑)憎めないキャラです。
Amazonを利用すれば無料で読むことができます。

こちらもおすすめ▼
センゴクシリーズ
こちらは有名な漫画ですが、藤堂高虎が脇役としてちょこちょこ出てくるようです。

雑誌から知る「月刊 歴史街道」

「月刊 歴史街道」という雑誌があります。この雑誌の2017年6月号が藤堂高虎特集でした。
小説「下天を謀る」の作者である安部龍太郎氏や、「江戸時代の設計者 -異能の武将 藤堂高虎」を書いた三重大学教授の藤田達生氏などが文章を寄せていて、様々な角度から藤堂高虎について書かれています。
バックナンバーが今でも手に入ると思うので、本や小説はハードルが高いという人は、まずはこの雑誌から入門してみてはいかがでしょうか。

その他の本から知る

「二番手を生ききる哲学: 信念の武将・藤堂高虎が身をもって示したもの」

藤堂高虎を「二番手を生きる男」という視点で解説した本。
半分小説、半分解説といった感じで、サラリと読めて面白い。
この本を読むと、「ゴマスリばかりする男」と周囲から見られてしまうのも仕方がないと思えるし、しかしそれは藤堂高虎という男の本質では無いとも感じられます。
見る視点がハッキリしていて、会社勤めの社会人にもおすすめです。

「藤堂高虎公と遺訓二百ヶ条」

伊賀上野城の公式Webサイトから入手できる、高虎さんが残した遺訓二百ヶ条です。個人的にはかなり面白いです。
高虎さんの紹介と、遺訓の原文と訳文が載っています。
さすが高虎さんのお膝元が発行しているだけあって、かなりの愛情を感じます。
遺訓は当時の世情をよく表していて、介錯のやり方や刀の手入れの方法、鎧兜についてのアレコレから、ふんどしの締め方、手ぬぐいの使い方まで様々。
とは言え、家老や家来の仕事のやり方などは現在の社会人にも通じる言葉も。
ぜひ一読していただきたいです。

こちらもおすすめ▼
「江戸時代の設計者: 異能の武将・藤堂高虎」
高虎さんの功績を「藩作り」「街作り」という観点から見て解説した本です。建築物についても載ってます!

2. 藤堂高虎をゲームから知る「戦国無双 Chronicle 2nd [Nintendo 3DS]」

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戦国時代の入門として、手軽に楽しく遊べるのがゲームです。
「ゲームは史実と違うところがたくさんあるから良くない」という人もいますが、正直、全部が全部を史実通りに書かれているものなんて、小説もドラマもありません。
とはいえ、アレンジしすぎてわけがわからなくなっているゲームや、武将の名前と性格だけを借りたゲームもあるのが正直なところ。
「どちらかというと史実に近い」感覚で遊べるのではないか、というゲームを紹介します。

藤堂高虎が戦国無双シリーズに初めて登場した「戦国無双 Chronicle 2nd」。ジャケットの青い手ぬぐいを首に巻いている人が藤堂高虎です(赤い鎧は真田幸村)。
おそらく戦国無双シリーズの中で、最も史実に近い状態で描かれているのもこのゲームです。
(”Chronicle”だけだと藤堂高虎は出ていませんので注意!”2nd”または”3″が付いているものにしか出ていません)

自分の分身であるキャラクターを使用して、戦国時代に入り込んだ状態でプレイができます。
選択肢によってはゲーム内のキャラクターと仲良くなったり、士官先を変えたりもできます。

詳しくはこちらの記事で語っています▼
戦国無双で見る藤堂高虎。青い手ぬぐいのダークヒーロー

公式サイトはこちら▼
戦国無双 Chronicle 2nd
戦国無双4-II

その他のゲームならこちらもおすすめ▼
采配のゆくえ [Nintendo DS]
関ヶ原の戦いを舞台にしたゲーム。主人公は石田三成。こちらの高虎さんも人気投票で上位にランクイン。
まだ未プレイなので詳細はわからないのですが、ゲーム界で有名な藤堂高虎は恐らく「無双」か「采配」か「野望」のどれかだと個人的には思っています。

3. 藤堂高虎を建築物から知る

城から知る「伊賀上野城」 [三重県]

伊賀上野城

藤堂高虎は最後、伊勢・伊賀の領主として生涯を終えました。
その時は一国一城令がありましたので、高虎の城は主に「津城」と「伊賀上野城」でした。
現在津城は建物が残っておりませんが、伊賀上野城には模擬天守があり、中には藤堂家が使用していた数々のお宝が展示されています(しかも写真撮影OK)。

例えば有名なあの兜や、忍者が使っていたと思われるグッズまで!
そしてゾッとするほどの高石垣も!日本で二番目の高さです!
(ちなみに日本一高い石垣は大坂城で、こちらも藤堂高虎が担当)

藤堂高虎の兜
ここにしか売っていない本などもあるようなので、是非足を運んでみてください。
私が「藤堂高虎」に出会った思い出の場所でもあります。
城の敷地内に「忍者博物館」もあるので、忍者好きにもオススメ!

こちらもおすすめ▼
今治城 [愛媛県]
宇和島城 [愛媛県]

寺から知る「臨済宗大本山 南禅寺」 [京都府]

南禅寺の三門

南禅寺は、藤堂高虎の晩年の建築物である三門が現存しています。重要文化財です!!

この三門はとても大きく、素晴らしく、上まで登ることもでき、京の街が一望できます。
古い建物が多い京都ですが、この三門も他の建築物に負けず劣らずです。
建て替えや焼失で高虎が建てた建物は現存しないものが多いのですが、こちらは正真正銘の現物です!

こちらもおすすめ▼
東叡山寛永寺 寒松院 [東京都]
元々高虎さんのお墓があった場所です。現在は戦争で焼けてしまった影響で場所が移動しています。
名前の由来は高虎さんの戒名「寒松院殿道賢高山権大僧都」から。

神社から知る「高山神社」 [三重県]

藤堂高虎を祀っている神社です。津城の城址にあるので、同時に津城も楽しめてしまう素敵な立地。
こちらも名前の由来は高虎さんの戒名「寒松院殿道賢高山権大僧都」から。「こうざんじんじゃ」と読みます。
いつか行きたい場所の一つです。

こちらもおすすめ▼
上野東照宮 [東京都]
藤堂高虎が徳川家康のために建てた上野東照宮。
家光の時代に建て替えられてはいますが、その建物が戦火を逃れ残っています。

墓から知る「上野動物園」 [東京都]

墓から知るってなんぞや…と思うかもしれませんが、ちょっと記述せずにはいられない感じだったので紹介します。
なぜお墓なのに動物園!?

実は、藤堂高虎のお墓は、上野動物園の中にあるのです。
一般人は外から見ることしかできませんが、上野動物園の中には藤堂高虎が建てた閑々亭が再建されていますので、そちらの方も見てみてはいかがでしょうか。

他にはこんな場所もあります▼
関ヶ原 大谷吉継の墓 [岐阜県]
藤堂家が江戸初期に建てたと言われる墓。大谷吉継の家臣の湯浅五助と、高虎の家臣の藤堂仁右衛門の話は有名です。

4. 藤堂高虎をドラマから知る「葵 徳川三代」

500円クーポン発行中!大河ドラマ 葵 徳川三代 完全版 第弐集 DVD-BOX 全6枚セット

残念ながら藤堂高虎は、大河ドラマの主役になったことがありません。
私はとっても熱望しておりますが!!

そんなわけで、藤堂高虎がよく登場する大河ドラマを紹介します。それが「葵 徳川三代」。
タイトル通り徳川三代が主人公の話。徳川家康が関ヶ原の戦いに向かっていく頃から、徳川家光の時代までの話です。

高虎が家康を己の主君だと思ったのが、秀吉が死んだ後、秀頼に切り替わる頃だと言われています。誰よりも先に家康派として動きました。
物語はその頃から始まりますから、注意深く見ていくと、高虎がだんだん家康に信頼されていく様子がわかります。秀忠の時代になっても、ちょこちょこ出番があります。

演じるのは俳優 田村亮さん。演じ方がすごく上品というか、頭が良さそうな、藤堂高虎という武将がすごく魅力的に見える演じ方なのです。かっこいいです!
もし藤堂高虎が主役の大河ドラマがあったら、父 虎高を田村亮さんに演じてもらえたらなぁ…なんて妄想してしまいます。

このドラマの、特に関ヶ原の戦いに出陣している大名たちは俳優さんの演技が凄くて、「関ヶ原の戦い」が好きな人にもおすすめできます。
台詞に昔の言葉が多いので、戦国初心者さんには難しいかも知れませんが、間にちょこちょこ水戸黄門が解説してくれますから、ぜひ見てもらいたいです。

終わりに

藤堂高虎を知る方法はたくさんあります。
私もまだ全部見れているわけではありませんが、これから制覇していく予定です。
これはある意味、私の楽しみのリストでもあります…行きたいなぁ、見たいなぁ。

ここには主な項目しかありませんが、もっともっと高虎さんの足跡を辿れる本や史跡が残っているので、おいおい紹介していきますね!